タミヤ 1/72 メッサーシュミット Bf109 E-4/7 TROP
飛行機モデル楽しい。ってことで次はメッサーシュミットのBf109に挑戦です。
コクピットはすごくシンプルです。
胴体側もシンプル。
キャノピーのマスキングはかなり手こずりました。
モールドがはっきりしていないので型取り法がうまく使えません。
マスキングテープの細切り法も試したんですがテープが細いとテープを切るときにマスキングが動いちゃうし、自分にはうまくできませんでした。
結局スマホの簡易ライト越しにモールドにほぼフリーハンドで枠を取って切り出して貼りました。
多少のはみ出し等は後でつまようじで落としてやればいいでしょう。てかこれ以上は無理。
パーツの合いはかなりいいです。
ここの部分だけ段差ができてしまったのでパテを盛りました。
ヤスりましたがちょっとよろしくないですね。でもこれで完了!
他の部位はほぼ完璧にできました。
モールドの彫り直しにはオルファのPカッターを使用しました。
Pカッターは結構削り幅が太いんで零戦みたいに細いモールドだと使えないのですが、このキットのモールドにはそれでもちょっと太くなりますが充分使えると思います。
オルファ PカッターS型 204B
それにしてもBf109は機体が小さいです。
コルセアが大きかったのであまりの小ささにビックリしました。なんといってもクリアパーツ除いたらランナー1枚ですからね。
こんな小さな機体にモットリング塗装なんてできるのでしょうか・・・
機体塗装前にモットリングの練習を行ないました。
行けそうな気がします。
カラーリングは機首と尾翼の黄色がキュートな第26戦闘航空団第Ⅲ飛行隊 第7中隊所属機 7.JG 25を選択しました。
上面をグレーバイオレットという名の灰緑色で塗ります。
下面はライトブルーで塗装済みです。
実はこの工程は今回2度目となります。
1度モットリング塗装に大失敗して基本塗装からのやり直しです。
塗料が濃すぎてモットリングがブツブツになってしまったのでやり直しを決めました。
1度目はグレーバイオレットやグレーグリーンを頑張って調色してそれっぽい色を塗ったんですが失敗すると調色がかなり面倒なので持っている色で間に合わせました。
2つ目の迷彩色をマスキングで塗り分けます。
こちらはコルセアで使ったネイビーブルーに灰緑色を混ぜています。あくまで雰囲気で。
迷彩塗装完了。
ここからが本番です。ミスるとまた下面塗装からです・・・
イメージとは程遠いですがなんとかやりきりました。
エア圧は0.05くらいでハンドピースは極力絞りました。塗料も5,6倍くらいに薄めています。
そのせいでビチャっとなった部分が何箇所かあります。これは完全に慣れが必要ですね。
塗料をこれだけ薄くしてもちょっと吹いているとニードルが詰まるので詰まったらうすめ液をつけた筆でやさしくニードルを拭います。
拭ったら絶対に試し吹き。うすめ液で溶けた塗料がドバっと出ます。
難所を過ぎて最後の塗り分けです。
機首は黄色ですが発色を考えて白を先に塗ります。
識別帯はデカールがありますが白を塗るついでに塗装で仕上げました。
基本塗装完了です。
デカールを貼って脚を取り付け、スミ入れを行ないました。
塗膜が結構なめらかに仕上がっていたのでデカール前の光沢クリアーはなくても大丈夫と判断しました。
しかしスミ入れの前にデカールを貼ってしまったのは失敗でした。
デカールの余白部分とモールドが重なったところにスミが入りません・・・
また、胴体横の十字部分と12のデカールは本来一体になっています。位置合わせはし易いと思うのですがあまりに余白が大きいので切り離して使用しました。
ウォッシングは砂漠戦闘によってできた砂汚れみたいなものを表現したいと思い先につや消しクリアーを吹きました。
でもモットリング塗装の機体は砂漠での戦闘はしないですかね。まあ自分の作りたいように作ります。
やっぱり全体的にちょっと明るすぎるような気がするので濃い目のウォッシングをかけることにしました。
・・・だから何回も言うようにつや消しの上にウォッシングは駄目、絶対。
全然拭き取れませんから。
一生懸命拭き取ってたらデカール破損。
やる気が失せました。
この機体は塗装練習に使うことにします。
未完!
でもこのままでは終われないので2機目に突入です。
ここまで3日くらいで持ってきました。
経験を活かしてこの段階で光沢クリアーを吹きます。
この後にスミ入れをしてデカール貼り。
光沢クリアーを吹くと気持ちよくスミが流れてくれます。
デカールも浮かずにキレイに密着してくれます。
ソフターを塗ったあとのシワが戻りきらない部分がちらほらありますがクリアーを吹いた影響なんでしょうか。
この後ウォッシングをして半光沢クリアーを吹いて排気汚れを描き込んで完成です。