モンモデル ドイツ重戦車 キングタイガー ポルシェ砲塔[WORLD WAR TOONS シリーズ]
またまたワールド・ウォー・トゥーンズの制作です。
キングタイガーという呼び名はアメリカ軍が付けた名前で本当はティーガーⅡというらしいです。
このキングタイガーが投入された時期では最強の戦車だったみたいですね。
なんと今回のキットはOVMが一体化されておらず後付けになっています。
これは・・・前回ティーガーⅠでいまいちだったツィンメリットコーティングのリベンジをせよ、ということか・・・
それにしてもこのシリーズ、新しくなるたびに作り易さがどんどんレベルアップしていきますね。
というわけでツィメリットコーティングをやります。
前回はポリパテを伸ばして、薄く伸ばしたパテを貼る方法に挑戦したのですがあえなく失敗。
ラッカーパテを使ったツィメリットコーティングに逃げたのでした。当然出来は良くありませんでした。(自分的には満足ですが)
今回はポリパテを直接車体上で伸ばしていく方法を採りました。
100均の木工用ポリパテを水に付けながら車体に押し付けてこれまた水を付けた爪楊枝で根気よく伸ばしました。
とは言ってもダイソーのポリパテは硬化が結構早いです。結局時間との戦いになってしまうので硬化が遅いパテを使ったほうがいいですね。
コーティングローラーは自作のやつをちょっとカスタマイズして使いやすくしました。
ランナーで持ち手をちゃんとしただけです。
車体上で伸ばしたパテが固まる前にコーティングローラーでツィンメリットコーティング模様を刻みます。
パテが柔らかいうちにOVM等のパーツも付けてしまいました。パテが固まった後だとパーツと車体との間に隙間ができてしまいます。
本当は車体塗装後に付けたほうが塗装が楽なんですけどね。
ツェメリットコーティングの完了。
前回よりはかなり上手く出来ました。
ただまあ適当であることは変わらず。でもこのレベルが自分の限界と納得しているのでよくできたと思っています。
車体後ろはOVMが一体成形になっているのでコーティングはしませんでした。(できませんでした)
塗装工程に入ります。
サフ後、自作ジャーマングレーで塗装。
ジャーマングレーは黒、白でグレーを作った後に青みがちょっと欲しかったのでネイビーブルーとブルーを少量足しました。
つかジャーマングレーってなに?グレーと何が違うの?やっぱなんかちょっと青っぽいというイメージ。
白を足してハイライト塗装。
車体色が1色だと恐ろしく作業が早く終わります。
OVMの塗装。
OVMも模型的な見栄えを考えて塗ります。色は適当ですが・・・エナメル筆塗りです。
履帯はゴム履帯なのでメタルプライマーを塗ってから黒サフ、シルバーでドライブラシまで行ないました。
この後、パステルで汚します。
いつもはデカールを貼る前に光沢クリヤーを吹くのですが今回はクリヤーなしでそのままデカールを貼りました。
デカールが新しく、ソフターをかなり付けても劣化しないので気を使う必要がないからです。
デカール貼付後、デカール保護とエナメル部分の保護、次工程のために半光沢クリヤーを吹いてウェザリングに入ります。
とは言ってもスミ入れとウォッシング、パステルでドライブラシといった簡単なことしかしていません。
ウォッシングは油絵の具のバーントアンバーで行なってみました。
グレーの中に茶色が映えたかなと思います。
足回りを組みました。
シャーシとスカートのパーツを先に接着していたんですが、これだと転輪が嵌められないことに気づき焦りました。
なんとか無理やり転輪を押し込んで一安心。