モンモデル アメリカ中戦車 M4A1シャーマン[WORLD WAR TOONS シリーズ]
はじめての戦車製作です。
戦車って見てるとかっこいいんですがとても難しそうで今まで敬遠していました。
今回MENG-MODELというメーカーからデフォルメされた戦車が出ているということを知り、とっかかりとして制作してみることにしました。
このシャーマンに至っては実売1000円を切るという価格帯なので手を出しやすいです。
それでは製作開始です。
戦車の製作工程は以下で行なうことにしました。
- とりあえずすべて組んでしまう
- 本塗装
- デカール
- スミ入れ
- 汚し
ということで早速組み立ててしまいます。
ただストレートで組んでもいいのですが、なんとなく一手間加えたくなったので鋳造表現をしてみることにしました。
溶きパテにベビーパウダーを加えて車体にドライブラシ用の筆で叩きつけていきます。
本物の鋳造がどこに使われているかという調査は行わず、適当にやっています。あくまでノリで。
こんな感じにしました。鋳造表現は楽しいですね。
鋳造表現が終わったので各細部パーツを取り付けていきます。
このキットはスナップフィットになっていますので接着剤は不要です。
砲塔も薄くしました。
最近ホビールーターを買ったので使ってみたかっただけです。
こういう細かいパーツは取り付け後にゲート処理したほうがやりやすいです。
各部パーツの取り付け。
デフォルメですがパーツ数は結構多く、情報量が多いと思います。
また、海外のプラモデルということもあってパーツの合いとか少し不安でしたが杞憂でした。かなり完成度の高いキットだと思います。
シャーシ裏やこの部分に合わせ目ができます。
シャーシはともかくここはしっかりと消しておけばよかったと後悔しました。
履帯はゴム製です。
メタルプライマーで下地処理をしておきました。はじめてメタルプライマーを使ったんですが臭い・・・
ベースホワイトで影を残しながら面の広い部分だけ塗っていきます。
その後に調合したオリーブドラブでベタ塗り。とはいえ多少ムラを残す感じで。
オリーブドラブは色を持っていないので三菱系コクピット色に艦底色を混ぜて作ったんですが、かなり茶色に寄ってしまいました。失敗。
ODに白を少量ずつ混ぜていきエッジ部分にハイライト塗装していきました。
全然分からないですね・・・
車体の塗装が完了したので各パーツを筆塗りしていきます。エナメルを使用しました。
細部も塗り終わりましたので一旦光沢クリヤーでコートします。
デカールの密着をよくする目的とエナメルで細部塗装しましたので次のスミ入れで滲まないようにする対策です。
ラッカー系のクリヤーですが砂吹きからはじめれば下地がエナメルでも全然大丈夫です。
デカールを貼りました。
鋳造表現をしたので表面がかなり凸凹していますのでソフターを併用しています。
ちょっと鋳造表現がオーバースケールでしたね。
スミ入れを行ないます。
ハッチ部分にはスナップフィットのヒンジがありますのでここにはスミを流さないように注意します。
おそらく流してしまうと高確率で割れます。
履帯は黒サフで下塗り後、シルバーでドライブラシしています。
そしてその上からウェザリングカラーのステインブラウンで汚しました。
ついでに車体も汚してしまいます。
ウォッシングはせずに部分部分にウェザリングカラーを塗って拭き取る形にしました。
違う色のウェザリングカラーも揃えなくては。どんどん茶系の色に寄っていってしまいました。
最後につや消しでコートしようと思ってましたが、このツヤのままでも模型的にはありな気がしたのでこれでフィニッシュとしました。
このシリーズ気に入りましたので全部揃えたくなりました。